公文式教室に通って、半年以上先の学年を超えて勉強すると進度基準認定者となり、進度一覧表(ダイジェスト版)を持って帰ってきます。
そこには、学年別の学習者数が記載されてる。
前回、算数の学年別グラフを作りました。
今回は、英語のグラフを作りました。
公文式教室(英語)の学年別学習者数グラフ
結果
- 小6の12月までは、学習者数は増加し、その後減少する。
- くもんの英語学習者数は、出生数に対して、最大5.5%の学習者がいるので、40人クラスだと2~3人公文式英語を学習している。
考察
小学6年生の12月まで学習者が増加し、その後減少する。
英語教育への期待の高まりからか、幼いころから徐々に公文教室の英語に通い始めて、小6でくもんの英語は卒業するイメージです。
中学受験に英語はまだ関係しないだろうけど、中学受験塾とは別に、通わせているようなイメージです。公文式算数は早期に卒業する子どもがいますが、英語は引き続き通わせているようです。
中学からは、学校の授業に合わせた塾に入れているのでしょう。
2020年からの英語教育の改革に合わせて特別な増減はなさそうです。
学年別基準認定者(半年以上先の学習者)数グラフ
進度一覧表には、進度基準認定者数も記載されています。進度基準認定者とは、半年以上先の学習者のこと。
さらに、学習者数も分かるので未達成の学習者数も分かります。
結果
- 進度半年未満の学習者数は、中1の12月まで増加する。
- 進度半年以上先の学習者は、小5の12月まで増加し、その後減少するが、中1の12月の時点では、急激に減少している。
考察
公文式算数と傾向が違うので面白いです。
進度半年未満の学習者数は、中1の12月まで増加する。
英語教育への熱の高まりから中1になっても一定数入会者がいます。
公文式の学習は、新規入会者は学年を下げて学習を開始します。簡単に100点を取れる領域から学習をスタートするから。
つまり、半年未満先の学習者数を見ると新規入会者数も分かります。
中2のデータを記載していませんが、中学生になっても学習者が増えているので、公文式英語の評判がいいって証拠だと思います。
進度半年以上先の学習者は、 小5の12月まで増加し、その後減少するが、中1の12月の時点では、急激に減少している。
半年以上先の学習数を見ても面白いです。小5の12月まで増加してます。
つまり、幼いころから公文式英語に通わせ、小4ほどから中学受験塾に通わせつつも、英語は習い続けるという結果です。
さすがに小6の12月には、減少しているので、受験期直前には中学受験に集中する子どもが出始めるイメージ。この判断は子どもの状況に合わせてでしょう。
公文式英語の使い方
幼いころから公文式英語に通わせ始めて、小6の12月まで続ける。小6の間は、中学受験に合わせて継続するか卒業するかの判断がある。
これが、公文式英語の通わせ方トレンドです。