子育て

金銭教育(お金のしつけ)をするために、今から準備をするよ!子どもに投資させようかと!

子育て真っ最中のみなさん、金銭教育ってしてますか?

我が家はですね、2歳の娘がいて、お小遣いをいつごろからあげるのか?とかお年玉をどうするか?とか定額制がいいのかお駄賃制がいいのか?結構、悩んでいます。

いや、まだまだ先ですよ。でもね、こういうのを先に決めたいんですよね。

そうすれば、周りに宣言しちゃうことで、周囲からの影響がなくなると思うんですよ。雑念なくぼくが思う一番いいお金の考えを子どもに教えることができます。

子どもの間が一番いうことも素直に聞き入れるし、成長もします。大きくなってからお金の教育をしてもある程度お金の使い方に慣れてしまうとなかなか治らないですよ。お金を無尽蔵にあるわけではありません。お金がなかったら何も買えないことを教えるのも大人の務めです。

身の丈にあった生活をし、カードローンの地獄にハマらないようにするのが親の責務です。

今回、参考にした本はこちらです。

一生役立つ「お金のしつけ」 PTAで大人気のお金教育メソッド
たけや きみこ メディアファクトリー 2012-04-20
売り上げランキング : 170369

by ヨメレバ

お金教育の専門家であり、ファイナンシャル・プランナーの著者が、全国の小学生・PTAへの講演会のテーマとしているのが「おこづかいで一生使えるやりくり力を育てる」こと。
本書では、その人気講座の内容を、わかりやすいエピソードマンガで紹介します。
お金の光と影の部分を上手に教わるとお金と上手につきあえる大人になれるのです。

 

この本ですね。凄すぎですよ。すでにこの本を嫁さんの実家に持っていきましたが、ためになりすぎて、嫁さんのお母さんからも大絶賛されました。

いい本に出合い、他の方と共感できるとうれしくなりますね。でも本当にいいんですね。

何がいいかっていうと、知りたかったことがほとんど詰まっています。

例えば、おこずかいはお駄賃にするか、定額にするか?その内容が書かれています。真そのとおりだと思う内容です。

少し紹介すると、筆者が進めているお小遣いは、小さいころはお駄賃制、大きくなったら定額制です。

お駄賃制というのは、新聞を取ってきらた10円とか家事に対してお金を渡すこと。定額制というのは、月500円など決まった金額を渡すこと。

お駄賃制で労働の対価としてお金をもらえることを学ぶ。そして、お手伝いを前提として、定額制を導入し、お金を管理させる。要はお金を貯めて使うことをおしえるんですね。

お駄賃制のメリット・デメリット

お駄賃制は、労働に対する対価を受けとるという社会一般のお金に対するしつけができます。だけど、通常の家庭でお駄賃制はせいぜい家事を手伝わせることです。新聞を取ってきたらから10円とかね。そうすると必ず出てくる問題があって、お駄賃をもらえないと家事を手伝ってもらえなくなることです。子どもだって、賢いのでお金をもらえないのであれば、仕事(家事)をしないというのは当然考えることだと思います。そう言ってきたら対応はこうです。

じゃあ、ママもお小遣いもらわないと○○ちゃんのごはんは作らない!

です。家事は当然家族でするものです。ご飯を作るのだってお金をもらってしているのではないことを子どもに理解させる必要があります。

あと気になるのは、中途半端な仕事(家事)をした場合です。お風呂場の掃除を10円でやってもらうとしましょう。きれいになっていないお風呂掃除に対して、お金を渡してはいけません!きっちり仕事(家事)をしないとお金はもらえないと教えるんですね。

こう書いているとメリットばかりでデメリットはないと思うでしょ。つまり、お小遣いはお駄賃制でいいのではないか?と。

でもね、お駄賃制はお金を貯めて使うことを覚えにくいんです。小学生の3,4年生ぐらいになれば、おつりをもらったり、それなりにお店で買い物ができるようになっているはずです。それぐらいになるとお駄賃制を定額制に切り替えるか?一部定額制を導入するのです。

定額制のメリットは、お金を貯めて使うことを覚えます。さらにお金を貯めておかないと大きな買い物ができないことを覚えます。このあたりから我慢することを覚えてくるんですね。

お駄賃制のメリット

  • 労働に対する対価としてお金を受け取ることを学ぶ。
  • 家事は家族がするものだということが学べる。

お駄賃制のデメリット

  • 金額がまとまっていないため、お金を貯めて使うということを覚えにくい。(定額制に移行する)
  • お金をもらえないと何もしなくなる時がくる。(家事は家族がするものだと教える)

 

しかし、1点気になるのがお年玉の存在です。これについてはあまり議論されていません。金額が多すぎるので、ぼくとしては、対価として受け取るのはナンセンスでしょう。なにもしていないのに正月だからといってお金がもらえるのもどうかな?

そのあたりを補完するには、また別の本が必要になってきます。

もっと詳しい内容

忙しい人のために結論だけをざーっと書いておきますが、この本は手元に置いておきたい本です。分からなくなったら読み返したいほどです。

  • 小学生の低学年におつりのでないおつかいをさせる。
  • 小学生の低学年にお小遣いのお駄賃制を導入する。
  • 小学生の中学年にお小遣いの定額制を導入する。
  • お小遣いの値上げは子どもにプレゼンさせる。(どれぐらいの金額が必要か?それが必要な理由は?)親は子どもから納得させてもらってから値上げしましょう。
  • 貯金について教える。将来のためだと単純に言っても分からないので、例えば、自転車が壊れたときに使うとか。不足の事態に備えていることを教えます。子どもに手元に置いておくお金と貯金の違いについて教える。
  • お金のしつけとは、欲しいものを買って不測の事態に備えて貯金もしているバランス感覚を身につけること。
  • お年玉は貯金する前提で本を書かれている。

2017年5月17日追記!

ぼくは現在ソーシャルレンディングにはまっています。どんどん投資金額が増えていて400万円ほどつっこみ、月1万5千円ほど利益を生むようになっています。

関連記事:5月度ソーシャルレンディング結果報告!

この中では語っていませんが、実はmaneoの投資については子どもたちの貯金を運用しています。いや、反対あるでしょうけど、とりあえず置いておいてね。子どもが生まれてから出産祝い、お年玉、子ども手当、誕生日などお祝い事があるたびに何もしていないけれどもお祝いだと両親、祖父母がお金をくれるわけです。そんなのがつもりつもって67万円ほどになりました。銀行に預けているとですよ最大でも、1年間で160円ほどです。ジュース買えますね。良かったです。ところがですよ、ソーシャルレンディングで1年間運用すると、なんと2万7千円になります!

すごくね。そりゃ、損する場合もあるけれど3万円近くになるんです。1か月2千円ほど殖えていくんですね。これは年利の差です。年利5%で運用するとこれだけのお金が生まれます。こういうこともぼくの子ども達には教えたい。

ぼくは子どもの資金の運用先にmaneoを使っています。maneoは、ソーシャルレンディングの中でも一番の老舗で安定感があります。大事な資金だし、冒険もできないので、一番安心・実績のあるmaneoを使っています。その分年利は低めに設定されています。(もちろん、損したらぼくの資金から娘たちには返金します。それぐらいの余力はある。)

このお金を殖やしてどうするのかというと子どもたちにお金は殖えていくことも使うこともできることを教えます。使うことは簡単なんです。使えばいいんだから。でも、殖やすことは知らない。少なくても大学生になるまで知らなかったです。ということは義務教育の中で習わないし実践できない。実践してないことは社会に出ても役に立たないんです。勉強することは社会で使うために勉強するんです。それが分からないと何のために勉強しているのか目的を見失う。だから、そのための資金として子どもたちに渡して殖やせと教える。好きなものはそこから買ってもいいしさらに投資に回してもいい。投資に回せば複利の効果が得られるのでもっと殖やせる。これを知っておかないと大人になって貯金ばかりするか浪費ばかりする人に育ってしまう。

せっかく国がどんどん投資をしようなんて風潮になってNISAなども推奨しているのだから乗っかってしまえばいいんですよ。貯金をするような風潮をつくったのもここ数十年の政府の方針です。戦争するためのね。もとの日本人の感覚に戻るだけです。ぼくはいち早く戻りますよ。

だってお金が増えるのは楽しいですもの。なんせ頭を使わないとお金は殖えないですから!

あとは子どもたちにいつから投資を勧めるかですね。ざくっと年利5%複利運用すると67万円の元本を9年間(幼稚園~小学校)中学入学時までで971,775円になります。これだけあれば株も買えますよ。中学入学と同時に渡してもいいかな。小学校の授業で株式についても少し習うだろうからそれから投資を勧めるのが身近に感じていいかもしれないね。