公文式教室(くもん)

公文式(算数)の1日の宿題枚数はどれくらいなの?

公文式(くもん)に通って、学年の半年以上先を超えて勉強すると進度基準認定者となり、進度一覧表(ダイジェスト版)を持って帰ってきます。

そこには教室名進度が記載されてます。

2018年12月版と2019年3月版を持っていると、上位者の顔ぶれは似てきます

当然ですよね。ある時期の先行者が3か月経過したところで抜かれることは早々ない。大人になってからなら、逆転はあり得ますが、幼少期にそんなことはあまりないでしょう。

つまり、進度一覧表に載るような優秀児に限りどれぐらい進度が変化しているか分かります。

幼少未満の進度はどれぐらい変化しているの?

2018年12月版と2019年3月版を比較しました。

都道府県教室名2018年12月2019年3月進度枚数
東京本天沼C120C20080
東京本天沼C70C160130
兵庫塚口ⅠC60C15090
大阪泉佐野駅前C50C14090
千葉逆井B100C80180
兵庫塚口ⅠB100C150250
通信公文式通信B100C150250
通信公文式通信B100C50150
海外シンガポール日本人B100B16060
神奈川円蔵交差点前B80B800
愛知八事石坂B50B200150
石川弥生が丘B40B12080
東京豊玉中B30C110280
大阪松原上田B20B200180
東京本天沼A200C70270
広島下祇園駅前A200C60260

AとかBとかCとか分かりませんね。進度のことで、以下が目安です。

  • A:小1。足し算と引き算のまとめ。
  • B:小2。足し算、引き算の筆算。
  • C:小3。九九。掛け算、割り算。

番号は1からスタートして200番まであります。A、B、Cそれぞれが200枚あるんです。

これで、3か月でどれぐらい進度が上がっているか分かります。一番進んでいる生徒は、東京にある豊玉中の教室生で280枚です。

1日、何枚宿題をしているの?

さすがにプリント1回だけで、ここまでたどり着けるとは少し考えにくいです。

表を見てくださいね。

A、B、Cって小学低学年です。幼稚園に行ってない子どもが足し算、引き算マスターってちょっとあり得ない!しかも1回のプリントでできるって、いやそれはない。

最低でも2回は同じプリントしてるはずです。

つまり、560枚(280×2回)。これを3か月(90日)ですると1日6.2枚。1日5枚でも足りないね。1日7枚ぐらいプリントしてる。

実は、くもんのプリントは5枚が1セットの構造です。先生も7枚とか3枚とか中途半端な数字のプリント枚数を嫌う傾向にあります。

560枚進度が上がるような子どもは、1日10枚のプリントをしている可能性が高い!

もう一度表をみると、進度が進んでいない子もいます。

そうだと思いますよ。我が子なんて同じところを7回してます。そう簡単にクリアできるレベルじゃないんです。

1日10枚プリントをこなすレベルとは?

我が子の公文式算数の教材を見てますが、これを10枚するのは、かなりハード。1日5枚のプリントをようやくグズらず、できるようになってきたぐらいです。我が子は5枚のプリントを終えるのに、15分ぐらいかかっているんですよね。

それを1日10枚

朝晩に分けてプリントするとか、親の工夫と気合がないとできないレベルですよ。進度一覧表の上位ランカーはそれぐらい親の努力で成り立っています。

我が子には強制しない!

子どもの努力と親の努力で成り立っていることが分かりましたが、我が子には強制しません。したいと言えば、試しにやってもいいよ、ぐらいの気持ちです。

子どもに強制させても、良いことは一つもないでしょう。子どもは親の期待に応えたいと思うから、嫌々ながらするでしょう。

でもそこに、自分の意思がない以上、身についているとは思えないから、無理にはさせません。

親子や家庭の雰囲気以上に大切なものはありませんから。