公文式教室(くもん)

公文式(くもん)で幼児優秀児(国語、英語、算数)を目指すならば!

現在、我が家の5歳長女と2歳次女が公文式に通っています。今回は、2歳次女の話。

2歳次女は、ベビークモンではなく、公文式。ベビークモンから公文式に切り替えたのですが、切り替えるときに先生から言われました。

この子を幼児優秀児にしたい!

聞いた時には、何のことか全く意味が分かりませんでしたが、進度一覧表(ダイジェスト版)を見て、幼児優秀児とはどういう意味なのか分かりました。

それは、幼児優秀児テストに合格すること。

幼児優秀児テストとは?

幼児優秀児テストと記載ありますが、どのレベルなのか分からない。ネットサーフィンを繰り返していたところ、ある公文式教室でテスト概要が書いてありました。

そこには、公文認定テストと受験資格出題範囲が書かれています。

幼児優秀児を目指すので、数学G200英語HⅡ200国語GⅠ110まで終了しておく必要があります。このブログ内で数学、英語、国語と進度基準グラフを作ったので、どのレベルか分かります。

数学G200とは、負の数や一次方程式(中1相当)。英語HⅡ200とは、比較級、受動態(中2相当)。国語GⅠ110とは、 800字程度の長文読解(中1相当)です。

これを年長(厳密には小1の5月テスト)までにクリアすれば、各教科で幼児優秀児の認定テスト資格がもらえます。さらに、毎年2月、5月、8月、11月の幼児優秀児認定テストに合格すれば、晴れて幼児優秀児と呼ばれるわけです。

幼児優秀児の難易度(国語)

知りたいのはここです。

どれぐらいのプリント枚数をこなす必要があるのか?とりあえず分かりやすくグラフにしてみました。

幼児優秀児テストを受けれるライン(3910枚)と2学年、3学年先、併せて我が家の長女のプリント枚数グラフです。

グラフにすると、自分と目標の差が体感できます。これがグラフのいいところ。

進度一覧表(ダイジェスト版)に、幼児優秀児テスト合格者には、がつきます。 2018年12月末現在資料には、年少、年中児には、幼児優秀児テスト合格者はいませんが、年長になると合格者がでてきます。

凄すぎます。一度見てみたいです。

仮に年少未満の4月~年長3月末まで、4年間公文式に通ったとして、総プリント枚数3910枚を消化するとします。365日休みなくすると、1日2.7枚です。ただし、プリント1枚に対して満点を取る制限時間が設定されています。この制限時間内に終わらないと指導者によっては、プリントを戻って復習させます。そうなると、単純に1日何枚とか言えなくなります。

我が家の長女の場合もそうでした。漢字を始めるとカタカナを忘れたので、カタカナの復習をします。出戻りとなる可能性もあるのです。

実際にどれぐらい出戻りして繰り返しプリントをしているのか調べてみると、2018年3月~12月の間で、同じプリントを平均して2回している。

(グラフをつけていると繰り返しどれぐらい同じプリントをしているか判断できますよー。)

では長女(2018年12月末現在)の場合、今後のプリント枚数を考えてみます。

幼児優秀児テストを受けるには、残り2400枚ほどあります。これを残り15か月で完了すると考えると1日5.3枚です。さらに、現在、同じプリントを2回して進度をあげているとなると、1日10.6枚

現在、長女の国語のプリント枚数は、1日3枚

プリント枚数を増やすしかないよね。そう思いますか?

実は、各教科ごとにも学習時間が設定されていて、5歳だと1教科当たりおよそ15分以内です。長女の場合、1日3枚のプリントが学習時間のリミットなのです。

本人のやる気にもよりますが、我が家の長女の場合、プリントをまだまだやりたいという意思はなさそうなので、ここまでにしています。やる気がなくなって「辞めたい」って意思表示する方が怖い。

となると、幼児優秀児テストを受けるのは難しい。

これでも十分なのですよ。ぼくは満足してます。だって、年長さんで漢字が読めるんだもの。小1の壁を耳にしますが、楽々突破してくれると思ってますね。

幼児優秀児(国語)になるにはという話です。無理はしません。

幼児優秀児の難易度(英語)

続いて英語もグラフ化してみました。こちらも見てみます。

やはりグラフにすると目標との差が見えてきます。諦めてはいけませんよ。客観視するのは、受験勉強の場合には大事なことです。

英語で幼児優秀児を目指すには2400枚のプリントを終える必要があります。

仮に 年少未満の4月~年長3月末まで、4年間公文式に通ったとして、総プリント枚数2400枚を消化するとします。365日休みなくすると、1日1.6枚です。

どうですか?国語は、1日2.4枚でした。国語より英語は少なくて済みます。難易度下がった気がします。

我が家の長女の場合は、1日3枚です。元々は5枚でしたが、新しい単語が増えたせいなのか単語の綴りと音が一致しなくなり、プリント時間が増えました。そのため、先生から1日3枚にしてもらったのです。

さて、残り5か月で1400枚のプリントをこなすとなると、1日3.1枚です。さらに出戻りもあるから、 実際にどれぐらい出戻りして繰り返しプリントをしているのか調べてみると、2017年6月~2018年12月の間で、同じプリントを平均して2回している。 つまり1日6枚プリントをしないと達成できない。

でもいいんですよ。5歳の長女にとってプリント3枚ってのは愚図りながら、ぎりぎり頑張ってこなせている領域です。これ以上、無理させるつもりはありません。「くもんしない!」ってなると、修正するのがかなり難しくなりますからね。

もう一つこのグラフで分かることは、幼稚園児の間は、2学年だろうと3学年だろうと、達成枚数が一定であること。つまり英語においてはやればやるほど、3学年先に達成しやすい設定なんです。

以前、公文教室に通う子どもの3学年先の割合を記事にしました。

何故、英語だけ3学年先の割合が突出して高い(約30%)のか理解しました。幼稚園児の3年間にプリント1100枚をこなせば、三学年先に達成できるんです。

およそのペースを書くと、我が子の場合、1枚のプリントを平均して2回してます。2200枚を3年間でこなすことになるので、1日2枚の宿題です。幼児の間は難しくないので、1日5枚ほどできるでしょう。

達成している子の大半は小学校前から英語を始めてるはず。

1日5枚でもプリントを進めていれば、我が家の長女のように達成できます。もちろん、本人のやる気と親が宿題を見てあげる必要はありますが、あまり無理なく届くはずですよ。

手っ取り早く学年を超えて学習をしている証が欲しいなら、英語がおススメ。本人のやる気にもつながります。算数や国語だと賞状を貰えるのがくもん開始から遅れてきます。がんばったら賞状がもらえるってのは子どもにとって嬉しいことですよ!

幼児優秀児の難易度(算数)

算数もグラフ化しました。算数で幼児優秀児に到達するには、英語と同じく2400枚をこなす必要があります。つまり1日1.6枚です。

どうです?楽勝だと思いますか?

我が家の長女を見ているとそれは、楽勝に見えません。1日プリントを5枚していますが、同じところを傍から見ていても分かるぐらい繰り返ししています。実際には、2018年3月~12月の間で1枚のプリントを平均して7.5回しています。

やはり足し算は難しい。何もない状態から数字と個数を一致させ、数の並びを理解して、繰り上がりを暗記するのは簡単ではありません。

我が家は、親が必死になって教えるスタイルを採りません。あくまでくもんの先生とプリントに任せてます。このように考えるんだよとかアドバイスもしません。親のアドバイスで子どもが迷うかもしれないし、そもそも自分で考えることが自学自習だと思っているからです。答えが間違えてたら指摘はしますけどね。

我が家の長女は、学年より半年先のラインと並走してます。3学年先を達成することも難しいかもしれません。苦労している足し算を見ていると、容易に見えないです。

ですが、毎日ちゃんとプリント5枚をこなしている。その姿勢はすごく素敵です。

幼児優秀児の進度グラフを作った感想

今回、国語英語算数と幼児優秀児課程と我が子の位置を確認しました。そして、毎日の頑張りを見ているとなぜが受験勉強をしているように思えてきます。(我が家が幼児優秀児を目指しているわけではありませんよ。)

毎日を積み重ねて目標に向かっていくことはまるで受験生。先の見えない道を進んでいくのは怖いこと。自分の位置と目標をグラフ化して距離を理解すると、日々の勉強の反省を促す効果につながるし、なにより安心します。プリントのやり方は間違っていないと。

もしも幼児優秀児を目指しているならこのグラフはおススメです。 おかぽん(@okapon1979)までリプもしくはDMで連絡いただければ、我が家の長女実績を抜いた白紙も作りますよー。