公文式教室(くもん)

残念な公文式教室(くもん)の特徴

我が子をくもんに通わせていますが、ぼく自身正解だったと思います。だけど、周囲の情報を聞いていると意外とそうでもない。厳しい教室もあれば、緩い教室もある。ガンガン進度を進める教室もあれば、繰り返し同じ教材をする先生もいる。生徒にもよるだろうと、ずーっと思っていました。

我が子も3学年先を習いだし、賞状を四半期ごとに持って帰るようになりました。 くもん教室に通う人しか手に入れられない進度一覧表。 これを見ると同じ教室名がズラッと並ぶことに気付きました。そしてある疑問が浮かびます。

この差は何だ?

そこで各都道府県の公文式教室で優秀児ランキングを作ってきました。公文式教室に入れる人は、およそ勉強に力を入れる親御さん。中学生からくもんに行かそうとか考える人は少数派。中学生なら塾です。だから、幼児~小学6年生の範囲でランキングを作ったんです。

やはり特定の公文式教室に優秀児が偏ってる。 元々優秀児が集まる地域もあるでしょう。でもこの偏り方は異常。進学塾の本部教室にように優秀児を集めるシステムはないので、その教室で子どもの成績を伸ばしている。

後悔しない公文式教室の選び方

ぼくは我が子が通う公文式教室に満足している。だが、周囲の人には言えない。もちろん親御さんの方針で勉強は伸び伸びやらせる。というのならいい。でもぼくは同じお金を払うのなら少しでも賢くしたいと思う。

そんな人いませんか?

都道府県別ランキングを作り、公文式教室のHPを見ているとあることに気付きました。いい公文式教室には特徴がある!それをまとめたのがこれです。

公文式HP編

やっと本題。

いい公文式教室を見ているともちろん反対の残念な教室の特徴も見えてきます。ぼく自身が体験受講をしたわけではないし、公文の社員でもありません。あくまでHPを参照しただけ。それだけでも先生の熱意は見えてきます。これらがぼくが疑問をもった教室の特徴です。

べビーくもんをやっていない。

幼児から通わせたい公文式です。これの登竜門ともいえるベビーくもんをしていない教室は、小学生の自学自習で躓いた子どもしか集まりません。ベビーくもんは親のハードルはとにかく低い。強制される宿題がない。毎月書く月報があるぐらいです。日記の延長かな。あまり力を入れなくて大丈夫。記念にはなるけど、親が力をいれるのはそこではなく、歌や読み聞かせです。これをしないと幼児は伸びない。ベビーくもんは、歌や読み聞かせの大切さを親に教えてくれる場所です。そもそも幼児教育に興味がある親御さんなら通わせなくてもいいほどですが、素晴らしいメリットがあります。

それは、先生が何歳でこんなことできる子がこの教室にいると教えてくれること。

今はできなくてもいいです。でも将来こんなことができますよと教えてくれる。毎月幼児教育の面談があると思えばいい。1対1でできるのがベビーくもんのいいところ。我が家の場合はそれに加えて、長女の様子も教えてくれる。こんな素晴らしいことはない。だから、ベビーくもんをしていない教室は少し疑問がある。

対象年齢が0歳(公文式)となっていない。

公文式とベビーくもんは別物です。なかなか入会しないと分からないですが、ポイントがもらえる公文のサイトがあります。それすらベビーくもんだとログインできません。公文式のみです。優秀児が成長するのは、この公文式です。毎日宿題をこなす。各教科1日5~10枚のプリントをする。普通できないですよ。親の努力が違います。子どもがプリントしませんね。初めはつきっきりです。でも子どもが自らやりたい時期が必ずきます。それまで耐えるのがしんどいんです。

幼児教育は親の努力。

これは公文に通わなくてもどの習い事でも同じです。習い事をしている時間だけで伸びるわけない。

公文式で子どもを優秀にしたいなら、ベビーくもんに入れて公文式に入ることです。もし、ベビーくもんを考えている人がいたら先生に聞いてみたらいいです。いつから公文式に変われますかと。座れるようになればとか教えてくれます。それまで我慢です。早ければ早いほどいい。大人より好奇心が強い子どもは何でも自分でやりたがりますから。

これがですよ。

公文式に変われるのは3歳からです。とか言われると1年は損するんです。我が子は2歳から公文式です。もっと早い子は1歳から入れます。0歳から入れる子もいると思いますが、やはり座れたり鉛筆持てなかったりするとちょっとしんどい。幼児の1年は大きいです。

早生まれを損だと思う親御さん多いでしょ?

それと同じだと思います。

指導者の紹介に学校の授業が楽しくなるとか書いてる。

公文式教室のHPは、各教室毎になってます。サイトをみれば、どんな教室が分かります。上にあるベビーくもんがあるか?、公文式が何歳から対象か?を見たら分かります。もう一つ特徴があって、指導者の紹介があります。ここを読んでみてください。学校の授業が楽しくなるとあります。正直言って、高進度になると学校の授業は楽しくないです。知ってることを言われても刺激ないでしょう?子どもには退屈です。学校がダメだと言ってるわけではないです。大切な社会との関係を学べます。でも勉強においては、集団学習は限界。個別がいい。

だから学校が楽しくなりますよとか、子どものペースで無理なく進みますよとか子どもに寄り添ってるコメントは本当に子どもが成長するかどうかは疑問です。当然、集中力、学習習慣、計算力、読解力なんかのチカラが付きますと書いてますが、疑ってみたほうがいいです。

くもんの無料体験学習編

ここからは実際に体験学習に参加してください。ぼくは二つの教室しか知りません。もちろんこんなランキングを作る前なので、事前情報なしで近いところに行っただけです。

ただ、このランキング作成のおかげで、色んな人から情報が入ります。良ければ、体験学習の経験をおかぽん(@okapon1979)までDMください。めっちゃ喜びます。

繰り返し同じところをする

プリントが渡されます。その子がどこまでできるのか面談結果によると思います。それはどの先生も指導経験ありますので、間違いないはず。そのあとです。やってできたら次のはずが同じところばかりする。であれば、一言いえばいいです。

この子もっとできますよと。

できないならばできない理由も教えてくれます。そのやり取りに不満があったら、別の教室の体験に行ってもいい。

スタッフの数が少ない

これは体験学習の時間帯にもよります。元々学習している時間でないかもしれません。ぼくはそうでした。そんな時は聞くしかない。

何人ぐらいで回してますか?と。

ぼくの感覚だと先生含めて最低5人です。常時というわけではないですが、これ以下だとおそらく回らない。先生は子ども達の学習をずーっと見る必要があります。一人につき一人というわけではないですが、兎に角見る必要がある。ただ、子どもは宿題をして丸付けをしてその場で訂正しないといけない。

これをするのに、先生含めて2、3人では、回らない。

スタッフの人数が少ないと、素晴らしいはずの先生の指導力が子どもに注力できないんです。宿題も適当に済ませることも起こる。実際は理由があるかもしれない。でもできない理由に納得し始める。なぜなら忙しいから。

本当は宿題をしなかったら烈火のごとく叱らないといけないし、親はさせなきゃいけない。親も一緒に怒られるぐらいのことです。我が子が通う教室はそう。親にも厳しい。

体験学習で学べるのは、これぐらいだと思います。あとはどれぐらいが学年を超えて進んでいるか見たいところですが、全てを見えるわけじゃないので判断に悩むかもしれません。先生が厳しいかどうかとか見たいところですが、初めは仲良くならないと叱れないのと同じで優しく接してくるはずです。

もし可能であれば、見学させてもらうのがいいかもしれません。厳しいかどうか叱っているかどうか分かります。生徒がさぼってないかも分かります。

どれぐらい進度かは分からないのではないかと思います。見学しても忙しくて先生は対応できません。ただ見るだけでは年齢が分からないんじゃないかな。

保護者がいれば話ができるかもしれませんが、私語は慎むべきです。子ども達は集中してますから。話は後からしてください。

高進度者の生徒数が少ない

これは直接聞くか見学に行くしかないです。進度一覧表から一般的な教室の高進度者の割合を算出しました。

これら数値より飛びぬけて高い教室があります。でも公表されていないのでわかりません。ご自分で直接聞くか見るしかないです。

幼稚園児でも小学生の問題を解きますよ。とか、この教室からは幼児優秀児を出してますよ。とか、そんな言葉が聞けたら当たりです。その教室にして間違いないです。今は、公文式教室の早期教育バッシングを受けて、公には早期教育を表に出しません。ですが、明らかに教室毎に差がでます。それは指導者の差です。

その他、無料体験学習、教室見学の経験をおかぽん(@okapon1979)までDMくださいー。